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老人ホームへの入居目的と条件を整理しましょう

入居のタイミング

老人ホームへの入居を考えるタイミングは人それぞれです。
実際には必要に迫られてという例も少なくないですが、将来の自分たちのことを考えて、情報収集力や判断力があるうちに準備をしておけば安心です。

特養 有料老人ホーム 老健 サ高住

老人ホームでは特別養護老人ホーム(特養)、有料老人ホーム、老人保健施設(老健)の定員数が多くサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の定員が増えていると紹介してきました。

特別養護老人ホームは要介護3以上、老人保健施設は要介護1以上が入居条件ですから、まだ現実的ではないという人も多いでしょう。
しかし将来的のことを考えると、いずれある程度の介護が必要になってくる可能性は否めません。
そこで、自立から要支援、要介護まで入居を検討できる介護付き有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅について比較しながら施設選びの考え方について紹介していきます。

介護付き有料老人ホーム

介護付き有料老人ホームは食事などの生活支援、介護などがフルサービスで受けられます。
日中は看護師が常駐して、介護サービスが24時間いつでも受けられるので安心感があります。
自立の状態から要支援、要介護になっても安心して暮らせます。

サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅は居室内にキッチンもお風呂も設置されていて、自宅住まいと同じような自由度があります。
また、状況把握と生活相談のサービスが義務付けられているので一定の安心度のもとで暮らすことが出来ます。ただし、介護サービスは選択報酬制なので必要に応じて自分で契約をしなければなりません。設備によっては介護度が進むと退去せざるを得ない場合もあるので注意が必要です。
施設により内容は異なりますが、どちらも定期的なイベントやレクリエーションが設けけられていることが多くコミュニケーションの輪を広げていくことが出来ます。
費用は一般的には入居当初については入居一時金と月々の金額を含めサービス付き高齢者向け住宅よりも看護付き有料老人ホームのほうが高額になります。

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