なぜ、入りたいという入居希望者に対して「NO」というケースが発生するのでしょうか?
介護業界はそもそも、医療業界から派生してできあがった業界です。
介護保険法は2000年から始まりましたが、当然、その前から介護という仕事はありました。
当初の介護業界の担い手は医療従事者で、仕事を医療従事者から学びました。
介護とは「介助と看護の造語」です。
つまり、発想は看護の下請け、病院で言うところの「看護助手」という位置づけです。
多くのケースで受け入れにNOという原因は、現状の入居者の対応でいっぱいいっぱいなので、これ以上のことに対し、「責任を負えない」と言うわけです。
このようなことを言う介護職員がいる老人ホームは、逆に言うと経営者が無責任であるということの裏返しでもあります。
困難な入居者を受け入れて、万一事故があった場合、自分だけが責任を負わされる、このような発想になります。
さらに、入居者やその家族の無責任さもあります。
足腰の立たない入居者に対して、車いすを禁止し、ホーム内をすべて本人に歩かせる介護支援を求め、万一けがをさせようものなら、損害賠償請求をすると言い、24時間つきっきりで面倒を見ることを強要する家族もけっして少なくありません。
(次回に続きます)
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