前回のような自立支援の見守り介護は、直接介護よりも難易度の高い介護技術が必要です。
このケースも介護職員が自分で着替えを手伝ってしまえば数分で終わります。なので、多くの介護職員はついつい自分が手を出してやってしまいます。
しかし、その自立支援重視のホームでは、介護職員がたくさんいて、見守りという面倒な介護に対し、十分な時間をかけて介護支援をすることができる環境にあったということです。
このように、介護とは、見える現象だけでは正しく理解することはできません。
歩く能力があるにもかかわらず、車いすがほしいという入居者、自分で食べる能力があるにもかかわらず、食べさせてほしいと甘える入居者は実にたくさんいます。
「ゆっくりでもいいので歩きましょう」とか「手が動く範囲で動かし、なんとか自分で食べましょう」と促しながら実践させることが重要だということです。
「歩けない」と言われ、「ハイそうですか」と言って車いすを用意すると、あっという間に本当に歩けなります。
「笑顔で入居者の首を絞めて殺す」とはこのことです。
ことようなことがないように。これが介護の基本的な考えの一つです。
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