多くの子世代は、老人ホーム探しにかける時間は最長でも3ヶ月程度です。
1ヶ月程度で決めてしまう場合もあります。
その前にしっかりとリサーチし、入居する以上は老人ホームに対して「性善説」で対応し、ホーム側に全面的に「親を任せる」ことが関係者全員にとって良いように思えます。
しかし、現実は入居させたことに対して、後悔と憤り、違和感を持ちながら日々生活を送っているのです。
老人ホームに親を入居させ、身元引受人になった子世代は、親の保護者になります。
老人ホーム内でおきた出来事に対し、報告を受ける権利を有し、疑念があれば回答を求めることができます。
毎年、運営懇談会と称する保護者会が開催され、会社やホームの運営方針の説明を受けたり、ホーム側に要望を出したりします。
ホーム長や介護職員からすると、欠かさず運営懇談会に参加し、意見を言う家族は、当然目にとめています。
いわゆる「モノ言う株主ならぬ、モノ言う家族」というやつです。
当然、その入居者を軽視できなくなるということになるでしょう。
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