北海道 親と子の老後マネー術⑤ - 札幌市の老人ホーム・介護施設紹介はワントップパートナー 札幌月寒店

「老後破産を避けるために資産の棚卸」②
特に重要なのが不動産です。終の棲家として買った一軒家だとしても入居の段階で処分、管理方法を検討しておくことが大事です。特に高齢者の方は家への思い入れがあるので老人ホームに入居しても年に何度か自宅に帰りたいと思うでしょう。お金が無くなってから家を売ればいいと安易に考えていても準備をしておかなければすぐには売れないのが現実です。誰も住んでいない空き家は老朽化して修繕費用もかかります。マンションであっても毎月の管理費がかかって余計な出費が多くなります。
有価証券や貴金属を子供が管理することは難しいので自分に管理能力があるうちに手を打っておくべきです。すべてを処分して現金化する必要はありませんが少なくとも家族が資産状況を把握できるようにしてから老人ホームに入居した方が良いでしょう。
住宅ローンが残っている場合は要注意です。35歳の時に35年ローンを組んで家を買ったとしたら70歳で完済となります。65歳を過ぎて働く意欲があったとしても健康状態によっては働くことが不可能な場合もあります。老後破綻を回避するために年金だけの収入で本当にローンを返済できるかを今すぐ計算しましょう。

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